存続に向けた取り組み
存廃問題についての情報などをこちらに掲載していきます

上田市による別所線への財政支援が決まりました。
上田交通からの財政支援の申し入れから2年を経ての決定にまずは一安心されている方も多いはずです。
改めてこの問題に真剣に取り組まれた方々に心から感謝します。
しかしこれはひとつの通過点でしかありません。それは一つの懸念事項が払拭されたということであり、引き続き別所線を取り巻く状況は今も厳しいことには何ら変わりはないからです。
これからが本当の意味での正念場と私は思います。ここで気を抜くわけにはいきません。
会社、行政、住民が今まで以上にこの問題に取り組むことが重要です。
無論当然ながら私自身もこのサイトを通して、あるいはそれ以外の場面でもこの問題には今まで以上に微力ですが真っ向取り組むつもりです。

必ずやこの存廃問題が結果として「禍を転じて福となす」となることを信じて。


上田電鉄別所線の利用促進へ 上田で28日講演会

 上田市と上田電鉄、別所線電車存続期成同盟会などは28日、同線の利用促進のための講演会を同市別所温泉の日帰り温泉施設「あいそめの湯」多目的ホールで開く。同線の支援者が作ったキャラクター「北条まどか」をデザインしたイラストレーター・漫画家の宙花(そらはな)こよりさんと、交通ジャーナリストの鈴木文彦さん(東京都)が話す。

 宙花さんは上田市内在住。別所線支援の活動をしている同市職員有志グループの依頼を受けて昨年、女子高生キャラクターのまどかを完成させた。同線ポスターなどで活用されている。28日はまどかや別所線への思いを語り、終了後にサイン会も予定している。

 鈴木さんは鉄道雑誌でローカル線に関する記事を連載しているほか、県新総合交通ビジョン検討委員会の委員を務めている。「みんなでつくり育てる市民の足」と題して講演する。

 午後1時半開始で無料。別所線を使って来場した人には北条まどかがデザインされた缶バッジをプレゼントする(先着200個)。問い合わせは市地域交通政策課へ。

2012/01/17 信濃毎日新聞


上田電鉄別所線に「サンタ列車」

 上田市の上田電鉄は17日、サンタクロースに扮(ふん)した社員が同市の別所線の電車に乗り込み、子どもたちに菓子やおもちゃをプレゼントする「サンタ列車」を走らせた。列車前面に付けたヘッドマークには、同線を応援する市職員有志が企画した架空の女子高校生キャラクター「北条まどか」が登場。上田―下之郷間の往復約1時間の旅を家族連れなど100人余が楽しんだ。

 大きな白い袋を担いだサンタやトナカイが登場すると、子どもたちは「サンタさんだ」と大はしゃぎ。タオルやパズルなどが入った袋を受け取った。日頃、車内で得意のハーモニカを披露している春原貞良上田駅長は「ジングルベル」を演奏。長野医療衛生専門学校(上田市)音楽療法士学科の生徒たちもミュージックベルの演奏で盛り上げた。

利用客を増やそうと、別所線では2002年からサンタ列車が走っている。

2011/12/18 信濃毎日新聞


ハーモニカペンダント人気 別所線の駅長にちなみ販売

 上田電鉄(上田市)は20日、別所線の電車内でハーモニカ演奏を披露している春原(すのはら)貞良上田駅長(63)にちなんだ「ミニハーモニカペンダント」の一般販売を、同線主要駅で始めた。小さいながらも実際に音が出る。8月から電車内で観光客向けに限定販売しており、約2カ月で600個以上が売れる人気だ。

 ミニハーモニカは長さ3・5センチほど。穴は四つだけだが、吹く音と吸う音で1オクターブの8音が出せる。チェーンが付いていて首から下げられる。「きらきら星」「大きな栗の木の下で」「アマリリス」の3曲の楽譜も付いていて、ハーモニカに慣れた人ならすぐに吹けるという。

 ハーモニカが趣味の春原駅長は、2006年ごろに電車内で本格的に演奏を始めた。団体客などに好評で、観光シーズンはほぼ毎日乗車。乗客が演奏に合わせて一緒に歌うこともある。駅長は8月からペンダントも下げて「実演」販売。すぐに買い求めて駅長と一緒に曲を吹く人もいるといい、「3月の東日本大震災以降、しばらくは観光客が少なくなっていたので、ミニハーモニカの人気で乗客も増えればうれしい」と話す。

 1個千円。上田、下之郷、別所温泉の各駅で販売している。問い合わせは上田電鉄へ。

2011/10/21 信濃毎日新聞


電車にバスガイド 別所温泉−軽井沢間を案内

 上田電鉄としなの鉄道の電車に17日、上田バスのバスガイドが乗車し、上田市別所温泉から軽井沢町まで沿線の観光案内をする。同市内に本社を置く3社が、公共交通の利用を促そうと初めて共同で企画。30人以上の団体利用や貸し切りで希望があれば、バスガイドが電車で観光案内をする有料サービスも8月に始める。

 17日は上田電鉄別所線の春原上田駅長も乗車し、得意のハーモニカ演奏を披露する「バスガイド&ハーモニカ列車」として企画。別所温泉午前9時44分発、上田同10時14分着の定期列車に乗り込む。さらにしなの鉄道の上田午前10時19分発、軽井沢同10時54分着の臨時列車「快速 軽井沢ミラクル号」で案内する。

 ともに通常の乗車券のみで利用でき、一部区間だけの乗車も可能。特別乗車証明書を配るサービスもある。問い合わせはしなの鉄道営業課か上田電鉄運輸部へ。

2011/07/13 信濃毎日新聞


上田電鉄が別所線開業90周年記念切符

 上田電鉄(上田市)は「別所線開業90周年記念切符」の販売を始めた。別所線は1921(大正10)年6月17日、当時の鉄道会社「上田温泉電軌(でんき)」が上田原−別所(現別所温泉)間を川西線として開業したのが始まりで、「90年続いた感謝の気持ちを伝えたい」と企画した。

 B4サイズを二つ折りにした台紙に、入場券4枚と乗車券3枚をセットにした。表紙は、かつて別所線を走り、4月からさくら国際高校(上田市手塚)で保存されている「丸窓電車」、最新の1000系など歴代の主な車両5枚を写真で紹介。内側の見開きに切符を配したほか、かつて上田原駅の隣にあった車庫、高架化される前の上田駅など懐かしい写真を載せた。裏面に別所線の歩みの年表がある。

 上田電鉄はこのほか90周年記念のヘッドマークを作り、「まるまどりーむ号」に取り付けて運転を始めている。

 きっぷは千セットを作り、1セット1380円。上田、下之郷、別所温泉の各駅で販売している。

2011/06/19 信濃毎日新聞


別所線の橋梁塗装完了記念の入場券 上田電鉄が販売
 
 上田市の上田電鉄は、市内の別所線上田−城下間の千曲川に架かる「千曲川橋梁(きょうりょう)」で昨年11月から進めていた塗装工事の完了を記念した入場券を販売している。

 6センチ×約15センチで、鮮やかな赤に塗り直された橋を走る列車の写真を使った。かつて同線を走った丸窓電車を模した7200系「まるまどりーむ号」、チョウや花などのイラストがプリントされた1000系「自然と友だち2号」、赤い帯の入った1000系の車両の3種類を用意。まるまどりーむ号の入場券の裏面には、橋が大正時代に造られた当時の設計図も載せた。

 橋は1924(大正13)年に完成し、全長224メートル。塗り替えは88(昭和63)年以来で、2月に完了した。費用約4300万円は国や県、上田市からの補助金で賄った。

 3種類セットで販売し、510円。上田、下之郷、別所温泉の各駅で扱っている。問い合わせは上田電鉄へ。

2011/04/21 信濃毎日新聞


丸窓電車、さくら国際高校へ引っ越し 無料で譲渡

 かつて上田電鉄別所線を走り、「丸窓電車」の愛称で親しまれた「モハ5250型」電車1両が16日未明から早朝にかけ、上田市手塚の通信制高校「さくら国際高校」にトレーラーで運ばれた。住民や鉄道ファンら約30人が見守る中、同市の別所温泉駅から同校中庭に移動した。

 作業は16日午前0時すぎに開始。長さ15メートル、重さ17トンほどの車体を大型クレーンでつり上げ、30分ほどで低床の専用トレーラーに無事に載せた。台車部分も続いてつり上げられ、別所温泉駅での作業は同2時ごろ終了した。見物した同市塩田西小6年の大久保蒼輝(そうき)君(11)は「あんなに大きな車体が浮いてびっくり」。

 その後、トレーラーは、午前5時半に駅近くの駐車場を出発。約3キロの道のりを30分ほどで同校に運ばれ、つり上げ作業を経て中庭に敷いたレールに固定された。

 丸窓電車は1927(昭和2)年に3両製造され、86年に引退。1両は2004年に長野計器(上田市)が譲り受け、2両が別所温泉駅で展示されていた。上田電鉄は、運搬費を自己負担する条件(車両は無料)で、うち1両の譲渡先を公募。県内外から19件の応募があった。生徒が別所線を利用する同校は「愛着ある路線の車両保存に貢献したい」と応募して譲渡が決まった。

 同校は今後補修し、生徒と一緒に具体的な活用方法を検討する。森大和校長は「地域の文化財として大切にしていきたい」としている。

2011/04/17 信濃毎日新聞


丸窓電車、深夜の引っ越し さくら国際高へ 上田

 無料で「さくら国際高校」(上田市手塚)に譲渡されることになった上田電鉄(同市)の丸窓(まるまど)電車の搬送作業が16日未明、保管されていた別所温泉駅であった。関係者のほか、珍しい作業を見ようと住民や鉄道ファンら約30人も詰めかけた。

 大型クレーンが使われ、車両を車体と台車部分に切り離して進められた。つり上がった車体部分は約17トン。約30分かけて大型トレーラーに載せられた。約7.5トンの台車、計2台も同様に移され、作業は約2時間かけて終了。夜明けを待って約3キロ離れたさくら国際高校に搬送された。費用は1キロ当たり約70万円、計約200万円という。

 今後、同校の敷地内で保管され、地域学習などに活用される予定だ。搬送作業を見守った矢島翔太教諭は「すごい。うちで保管できることになってうれしい」と話した。

2011/04/17 朝日新聞長野版


上田電鉄「丸窓電車」無料で譲渡 運搬費は自己負担
 
 上田電鉄(上田市)は、かつて同社別所線を走り、「丸窓電車」の愛称で親しまれた「モハ5250型」電車2両のうち1両を、希望者に無料で譲ると決めた。来年1月31日までに譲渡先が見つからない場合、解体する予定。個人、法人を問わず「大切に使ってもらえればありがたい」としている。

 モハ5250型は1927(昭和2)年に製造、翌年から別所線で3両が走った。86年に引退後、2両を上田市の別所温泉駅で展示。もう1両は2004年に長野計器(上田市)が譲り受け、同市御岳堂の工場で資料館に使っている。

 同駅の2両のうち1両は電車関連の資料を収め、イベント時などに公開している。老朽化が目立ってきたため、来年度中に塗装し直し、窓ガラスや座席の補修もして資料館として使用を続ける。もう1両は「補修経費をかけられない」として譲渡することにした。

 車両はクリームと紺の2色で長さ15メートル、幅2・6メートル、高さ3・8メートルほど。ドアの戸袋の窓は、国内でも珍しい楕円(だえん)形だ。「『別所線と言えば丸窓電車』と言われるほどシンボル的な車両」と原部長。現在は丸窓電車を模した「まるまどりーむ号」が走っている。

 車両運搬費は譲渡先の負担。市内で運ぶだけでも130万円ほどかかるという。申し込み多数の場合は選考する。問い合わせは上田電鉄へ。

2010/12/03 信濃毎日新聞


「お帰りきっぷ」サービス 上田電鉄と駅周辺店舗が提携
 
 お酒を飲んだら別所線で−。上田電鉄は、上田市の上田駅周辺にある居酒屋を中心に飲食店5店と提携し、いずれかの店で2千円以上の飲食をした人に「お帰りきっぷ」を贈るサービスを始めた。飲酒運転を防ぎ、夜間の別所線利用客を増やす狙いで、来年1月末まで。同社は「居酒屋と協力した切符のサービスは県内では珍しい」としている。

 各店で申し出ると、1人当たり2千円以上の飲食で、上田駅から上田原駅までの170円分、3千円以上なら大学前駅までの320円分が1枚もらえる。ともに発行当日に限り有効。差額運賃を払えば先の区間まで乗車できる。

 同社は「お酒を飲んで帰る人が増えれば、行きの乗客も増えるはず」と期待。5店の一つ「居酒家のあ」(天神)店主の吉村八洲男(やすお)さん(68)は「より多くの人に安心して飲んで電車で帰ってもらえればうれしい」と話す。

 ほかの4店は「熱烈ホルモンぶぅ」(天神)、「海鮮ダイニングまぐろやはなの夢上田駅前ロイヤル店」(同)、「大正館えんぎや」(中央)、「えんぎや京町家(こまち)」(同)。

 上田電鉄は昼間の利用客を増やそうと、上田駅前のイトーヨーカドー上田店(天神)と協力し、同店で2千円以上の買い物をした人に170円分の切符1枚を渡すサービスを6月末に開始。7月末までを予定していたが、好評だったため来年1月末までに延長している。

2010/09/29 信濃毎日新聞


別所線に「真田幸村号」 上田電鉄7日から不定期運行
 
 上田市の上田電鉄別所線上田駅で6日、アニメやゲームに登場する戦国武将真田幸村のイラストを車体に張った電車「戦国BASARA(バサラ)真田幸村号」が公開された。7日の正式運行を前に出発式と試運転があり、県内外から集まったファン約40人が記念撮影などを楽しんだ。

 2両編成のドア付近には、槍を手にした幸村の勇ましいイラスト計8枚が張られ、前面には真田家の家紋「六文銭」もあしらった。台湾・台中市から観光旅行中の女性(24)は、インターネットで幸村号の運行を知ってやってきた。「台湾でも戦国武将は女性に人気。もっとたくさん張ってほしい」

 この日は、幸村を題材にしたNHK大河ドラマ放映を目指す夏まつりが市内で始まり、出発式にはまつりに参加する「歴史アイドル」小日向えりさんらも出席した。

 テレビゲーム「戦国BASARA」は2005年に発売され、若い女性を中心とした戦国武将ブームの火付け役といわれている。7月にアニメ「戦国BASARA弍(ツー)」の放映が始まったことを記念し、上田商工会議所が運行を企画した。

 幸村号は12月ごろまで不定期で運行。幸村を描いた記念切符の販売も上田、下之郷、別所温泉の各駅で始めた。問い合わせは同電鉄下之郷駅へ。


「丸窓電車」の時計と巻き尺 上田電鉄が企画・販売
 
 上田電鉄(上田市)は、別所線を走る電車の形をした小型の目覚まし時計と巻き尺を販売している。子どもなどが同線に親しむきっかけにしてもらおうと企画した。

 ともに、かつて同線を走った丸窓電車を模した人気車両「まるまどりーむ号」のデザインだ。目覚まし時計はボタン電池式。電車の側面が縦約3センチ、横約6・5センチで、長方形の窓の部分に時刻をデジタル表示する。アラーム音が鳴ると、ドアの部分が赤く光る。後ろに引いて離すと、ぜんまいで勢いよく走りだす仕掛けもある。

 巻き尺は90センチまで測ることができ、高さ4・5センチほどの電車に納まっている。上田から別所温泉まで別所線全15駅の駅名を、目盛りと一緒に記した。つまみ部分をつり革の形にするなど、細部までこだわったという。

 時計は税込みで1個千円、巻き尺は同500円。上田、下之郷、別所温泉の各駅で販売している。

2010/05/12 信濃毎日新聞


走り歩こう別所線沿線 上田駅―あいそめの湯17.8キロ

 上田電鉄別所線(上田市)を支援する市民有志らでつくる「別所線と走ろう実行委員会」は22日、沿線を走ったり歩いたりするイベント「別所線と走ろう、歩こう ラン&ウォーキング」を開く。沿線の風景を楽しみながら健康づくりをしてもらおうと、昨年に続いて企画。17日まで参加者を募集している。

 コースは、上田駅から別所温泉駅近くの日帰り温泉施設「あいそめの湯」までの約17・8キロ。午前10時にスタートし、農道や生活道路など、線路沿いの道を電車と並走したり、昭和の雰囲気のある駅舎を眺めたりしながらゴールを目指す。陸上女子1万メートルとハーフマラソンの元日本記録保持者で、ランニングインストラクターの片岡純子さんの指導もある。

 参加者には別所線の利用特別券が配られ、途中の各駅で当日、自由に電車に乗ることもできる。ゴールのあいそめの湯では、キノコや信州豚を使った「ふるまい鍋」などが楽しめる「バザー」もある。

 保険代、あいそめの湯利用券などが込みで、大人3500円、中学生2500円、小学生2千円。問い合わせは実行委事務局へ。

2010/05/14 信濃毎日新聞


「フリーきっぷ」2種類発売へ 私鉄3社とJR東日本

 しなの鉄道(上田市)、上田電鉄(同)、長野電鉄(長野市)、JR東日本長野支社は、連携して2種類の「フリーきっぷ」を4月1日に発売する。県、JR各社などが今年秋に行う観光誘客企画「信州デスティネーションキャンペーン」に向け、観光客の長期滞在や県内周遊につなげる企画。乗客増加による地方鉄道の活性化も狙う。

 「軽井沢・小布施フリーきっぷ」は、しなの鉄道と長野電鉄全線、JR信越本線篠ノ井−長野間で使える。有効期間は2日間。大人3500円、小学生1750円。しなの鉄道と長野電鉄の有人駅で、12月31日まで扱い、来年1月1日まで利用できる。

 しなの鉄道、上田電鉄別所線、長野電鉄屋代線で使える「千曲川湯っくりフリーきっぷ」は初企画。有効期間は原則1日だが、宿泊証明がある場合は2日間利用できる。大人2500円、小学生1250円。しなの鉄道の有人駅、長野電鉄屋代線の松代、須坂、上田電鉄別所線の上田、下之郷、別所温泉の各駅で発売する。5月5日までと、9月18日から来年1月10日までの期間に取り扱う。利用は両期間とも発売最終日の翌日まで。

2010/03/31 信濃毎日新聞


ハーモニカ駅長キューピー人形 上田電鉄がストラップ
 
 上田電鉄(上田市)は4月6日から、別所線でハーモニカ演奏をすることで知られている上田駅長の春原貞良さん(62)をモデルにしたキューピー人形のストラップを売り出す。別所線に普段乗らない人にも興味を持ってもらい、利用者増につなげたい考えだ。

 春原さんは毎日のように電車内や駅でハーモニカの演奏をしている。人形は白い制服に眼鏡をかけ、手にはハーモニカを持っている。春原さんは「自分に似ず、かわいい出来でよかった。人形を持ってハーモニカ演奏を聞きに来てほしい」と話している。

 550円(税込み)。上田、下之郷、別所温泉の各駅で販売。別所温泉駅の女性駅長をモデルにした着物とはかま姿の人形も売っている。

2010/03/31 信濃毎日新聞


記念切符発売に“鉄ネコ”の手

 「平成22年2月22日」に合わせ、上田市のローカル線・別所線を運行する上田電鉄では、記念入場券に「電車好き」の猫が登場。この日、販売したところ即日完売に。売れ行きに「手」を貸した。

 2月22日は「2」のぞろ目の日だが、「ニャン、ニャン、ニャン」の語呂合わせで「猫の日」ともなっている。上田電鉄の記念入場券は1セット600円で、22日から上田、下之郷、別所温泉各駅で計222セットを発売したが、午前中には売り切れた。

 猫はセットの台紙に写真で協力。性別などは不詳。時々、下之郷駅にやって来て、電車の見学に来た子どもたちと遊んだり、ホームで電車を眺めたりしているという。写真はその様子を撮った地元の男性が提供した。

 営業企画担当の土屋広幸さんは「どうも電車が好きみたいですね」。鉄道好きの「鉄ちゃん」や「鉄子」ならぬ「鉄ネコ」君の記念入場券セット。土屋さんは「買って頂いた人にも福を招いてくれるのではないか」。

2010/02/23 朝日新聞長野版


平成22年2月22日記念 上田電鉄としなの鉄道が入場券
 
 上田市の上田電鉄別所線としなの鉄道は、2が五つ並ぶ平成22年2月22日にちなみ、同日から記念入場券を販売する。数字の並びが特徴的な日に切符を買う鉄道ファンが多いため、両社がそれぞれ企画した。

 2月22日は、ペットフード工業会が制定した「猫の日」でもある。上田電鉄は別所線の下之郷駅にいた猫の写真を台紙にした。入場券は厚紙製の「B型硬券」。上田、下之郷、別所温泉駅の大人用と別所温泉駅の小学生用の4枚1セットで、この3駅で発売する。1セット600円で222セットを用意した。記念入場券は22日のみ有効。

 しなの鉄道は、B型より縦が5ミリ長い厚紙製の「A型硬券」で、主要駅の軽井沢、小諸、上田、戸倉、屋代で、各駅500枚を販売する。大人用1枚180円。記念入場券を発売する5駅のどこでも、他の4駅分を買える。有効期間は12月31日まで。

 問い合わせは上田電鉄運輸部、しなの鉄道営業課へ。
 
2010/02/18 信濃毎日新聞


別所線の車両内に懐かしい写真 上田出身の写真家撮影
 
 上田市内を走る上田電鉄(上田市)の別所線の車両で、地元出身の写真家橋詰芳房さん(51)=東京都=が1970年代半ばから80年代前半に撮影した同線や沿線風景の写真展示が始まった。乗客を楽しませて別所線への親しみを深めてもらおうと、同社が車内広告の空きスペースを活用。橋詰さんは「存続は大変だと思うが、住民の生活を支えていってほしい」とし、撮りためた作品を継続的に提供していくという。

 展示しているのは、古い下之郷駅舎、収穫期の田園風景の中を進む丸窓電車、新緑の独鈷山を背に走る車両といったモノクロとカラーの作品。橋詰さんが写真を始めた上田東高校生のころなどに写した。「人の生活あっての電車だと意識していた」といい、乗客や民家もさりげなくとらえている。

 昨年秋ごろ、過去の写真を整理していて提供を思い立ったという橋詰さん。「倉庫内でも自由にたくさん撮らせてもらった。恩返しのつもり」とする。現在は都内で写真事務所を開き、主に建築物やインテリアの商業用写真などを撮っているが、帰郷すると別所線を写すこともある。「塩田平も建物が増えた。周辺環境は変わっても、人の生活を担う電車の使命は変わらず大切だと感じる」と話している。

 作品は、1000系と7200系(丸窓電車)の車両に17枚ずつ並んでいる。上田電鉄運輸部は「上田や下之郷の駅でも飾りたい。3〜4カ月ごとに展示内容を変えられるといい」としている。

2010/01/14 信濃毎日新聞


北向観音 二年参りと初詣で交通規制と臨時列車

 二年参りや初詣で客でにぎわう善光寺や諏訪大社など県内の主な寺や神社の周辺では、人出に合わせて交通規制が行われる。また、しなの鉄道、長野電鉄、上田電鉄は臨時列車を運行する。

 上田市の北向観音周辺では31日午後9時〜1月4日午後4時、上田電鉄別所線の別所温泉駅から北向観音に向かう道を歩行者専用とし、車両の一方通行区間を設ける。

 別所線は31日夜から元日にかけて、上下各5本の臨時列車を運行。ほかに、31日は通常ダイヤの上田午後11時14分発と同45分発の下之郷行きを別所温泉まで運行する。また、31日午後11時ごろから、別所温泉駅構内で豚汁約1千人分を振る舞う。

2009/12/30 信濃毎日新聞


31日夜から元日に臨時列車 上田電鉄別所線で二年参り
 
 上田電鉄(上田市)は大みそかの夜から元日にかけ、上田市別所温泉の北向観音を訪れる二年参りと初詣で客のために、上下各5本の臨時列車を運行する=表。上田を午前2時31分と同53分に発車する2本は、車庫のある下之郷までの運行。

 臨時列車のほか、31日は上田を午後11時14分と同45分に発車する下之郷行きを、いずれも別所温泉まで延長して運行する。また、31日午後11時ごろから、別所温泉駅構内で豚汁約千人分を振る舞う。

 同社は30日まで、別所線の各駅から別所温泉駅までの運賃を割り引いた往復切符「年越し・新春お得きっぷ」も上田、下之郷、別所温泉の各駅で販売している。使用期間は、31日〜1月3日。上田電鉄によると今月24日までで52枚が売れているといい、飲酒運転防止の観点からも電車を利用してほしいと呼び掛けている。

2009/12/26 信濃毎日新聞


年末年始限定の割引乗車券 上田電鉄が今年も別所往復
 
 上田電鉄(上田市)は、年末年始限定の前売り割引往復乗車券「年越し・新春お得きっぷ」を15日から販売する。北向観音などへの二年参りや初詣でに向かう客で混雑する別所温泉付近の車の渋滞緩和が狙い。昨年初めて企画したところ約230枚を販売し好評だったことから、今年も販売することにした。

 有効期間は31日から来年1月3日まで。各駅から別所温泉駅までの往復切符で、上田発の場合、通常の往復では大人1140円となるところ、140円安い1000円としている。車で訪れる人が利用しやすいよう、約60台の無料駐車場がある大学前発の切符の割引率を最も高くしてあり、大人で通常の往復より220円安い500円になる。

 30日まで、別所線上田、下之郷、別所温泉の各駅で販売する。また、上田電鉄は31日深夜から1日未明にかけて臨時列車を運行する。

2009/12/11 信濃毎日新聞


私鉄4社の入場券がセットに 鉄道の日を記念し発売へ

 上田電鉄(上田市)、しなの鉄道(同)、長野電鉄(長野市)、松本電鉄(松本市)が10月1日、鉄道の日(10月14日)を記念し、4社が2駅ずつ計8駅の入場券を共同で発売する。県内に本社がある私鉄全4社の入場券を初めて1セットにまとめた。

 普段より大きいサイズで絵も載せ、A4判の台紙に収めた。特徴ある駅と、歴史ブームを反映した城をテーマに、築約90年の新村駅、多くの観光客が利用する軽井沢駅、城跡に近い松代駅や上田駅などを選んだ。

 各社200〜500セットを有人駅などで販売。1セット1030円。しなの鉄道の担当者は「電車に乗って買いに来て」。

2009/09/29 信濃毎日新聞


地方鉄道の活性化策探る 上田で10月5日にシンポ
 
 国土交通省北陸信越運輸局(新潟市)などは10月5日、「地方鉄道の活性化・再生に向けたシンポジウム」を上田市下之郷の上田女子短大で開く。全国的に赤字経営を続ける地方鉄道が多い中、パネル討論を通じて、鉄道会社と沿線自治体、住民が利用者増に向けた方策を探る。

 パネリストは、交通評論家の佐藤信之さん、母袋創一・上田市長、国交省地域鉄道支援室の上住まり室長、上田市の別所線を運行する上田電鉄の角田朗一社長、路面電車が走る富山市の高森長仁・市交通政策課長の5人。上田女子短大の中西満義教授がコーディネーターを務める。

 パネル討論に先立ち、角田社長は別所線での取り組みを紹介する。同線では、駅長がハーモニカ演奏をしたり、市民グループが列車内で大道芸を披露したりするなど沿線住民の協力も得て、2006年度から3年連続で輸送人員が増えている。富山市の高森課長は、低床式で乗り降りしやすい次世代型路面電車(LRT)について話す。

 午後1時半から。問い合わせは同運輸局へ。

2009/09/25 信濃毎日新聞


はかま姿キューピーストラップ 別所温泉駅長モデルに
 
 上田電鉄(上田市)は21日、別所線・別所温泉駅の女性駅長を模した、着物とはかま姿のキューピー人形が付いた携帯電話ストラップを発売した。

 人形は、桃色の着物に紺色のはかまを身に着けており、黒髪。2人いる駅長の1人は「女性が使ってくれるとうれしい」。2006年4月から始めた駅長の和服とはかまの制服が好評なことから、子どもや女子中高生にも人気が出るよう企画した。

 550円(税込み)。上田、下之郷、別所温泉の各駅と、上田駅近くの「東急イン」フロントで販売している。

2009/08/22 信濃毎日新聞


上田舞台の「サマーウォーズ」 公開記念の切符発売へ

 上田電鉄(上田市)は、上田市が舞台のアニメ映画「サマーウォーズ」(細田守監督)の公開記念切符を、全国公開日の8月1日に発売する。二つ折り、B6判の冊子風で、同社別所線の「丸窓電車」に似た電車が登場する映画のシーンをプリントし、ストーリーの粗筋も記している。

 表紙は映画のポスターをアレンジ。二つ折りを開くと、電車内で主人公たちが話すシーンなど4枚のカットが並び、田園地帯を走る本物の丸窓電車の写真も載っている。

 上田−別所温泉の大人料金570円と、上田−神畑の子ども料金130円の切符を右ページの下に印刷した。700円で販売。切符で実際に乗車しても駅で回収しないため、手元に残すことができる。上田、下之郷、別所温泉の各駅で計1000枚を販売する。

2009/07/31 信濃毎日新聞


電車に「つるし雛」

上田電鉄別所線で10日、車内に色とりどりのつるし雛(びな)を飾った「つり雛電車」の運行が始まった。

 車内には、桃の花や鳳凰(ほうおう)、果物、金魚などをかたどったつるし雛約200体が飾られている。「信州上田雛の会」が作った。列車の動きに合わせて、かわいらしく揺れるつるし雛に、乗客は表情を緩めていた。

 つり雛電車の運行は3月30日まで。ダイヤは日によって変わる。問い合わせは上田電鉄下之郷駅まで。

2009/02/11読売新聞長野版


電車でゆらゆら「つるし雛」 上田・別所線に登場

上田市の上田電鉄別所線の列車内に「つるし雛(びな)」が飾られている。初節句を迎えた女児につるし雛を贈った上田地方の古い風習にちなんだ企画だ。

 花や魚、野菜など色鮮やかな布製の飾りが乗客の頭上でゆらゆら。花なら「美しく」、魚や野菜なら「食べ物に不自由なく」との願いが込められ、列車に飾った約150体は、つるし雛の伝統の保存に取り組む「信州上田雛の会」(上田市)が提供した。

 11日、上田市の70代女性は飾りを見上げ、「久しぶりに見た」と笑顔。「こんなに華やかな電車だもの、また見に来ようかしら」。3月30日まで。
 
2009/02/12 信濃毎日新聞


上田・別所線に「サンタ列車」 社員が扮して贈り物

 上田電鉄(上田市)は23日、サンタクロースにふんした社員が別所線の列車に乗り込み、子どもらにお菓子やぬいぐるみをプレゼントする「サンタ列車」を走らせた。

 サンタ姿の社員が大きな白い袋を担いで列車に乗り込むと、子どもたちからは「サンタさんだ」と歓声が上がった。社員の1人が細長い風船を使ったバルーンアートで犬やライオンなどを作り、子どもたちにプレゼント。上田駅長の春原貞良さん(61)によるクリスマスソングのハーモニカ演奏もあり、車内は約200人の乗客でにぎわった。

 毎年楽しみにしているという上田市下之条の−−さん(8)は「ウサギさんの風船をもらった。今年も来て良かった」と笑顔を見せた。

 サンタ列車は、日ごろは別所線を利用しない人にも乗車してもらおうと、2002年から毎年運行している。

2008/12/24 信濃毎日新聞


原田泰治さんデザインの車両 別所線で完成、試乗会

 諏訪市在住の画家原田泰治さん(68)がデザインしたイラストをプリントした上田電鉄別所線(上田市)の車両が完成し、4日、同線上田駅で、式典とお披露目試乗会があった。カラフルな生きものが連なる車両に、原田さんや別所線沿線の西塩田保育園の子どもらが乗り込んだ。

 新上田市の発足3周年記念事業。市を中心とした実行委が企画し、約1000万円をかけた。1編成2両で、1両につき、車体の左右と両端に、緑や青、ピンク、黄色などのウサギ、トンボ、チョウ、リンゴ、アザミの花といった動植物計18種類が並ぶ。「自然と友だち1号」と名付けた。

 式典で原田さんは「県内外から『見たい』『乗りたい』と声を掛けられる。多くの人に楽しんでもらいたい」とあいさつした。

 車両は5日から、通常ダイヤの運行で使う。

2008/10/05 信濃毎日新聞


上田電鉄別所線:「自然と友だち1号」お披露目 園児が大歓声 /長野

 ◇諏訪の原田さん、リンゴや昆虫描く

 上田市の上田電鉄別所線上田駅で4日、諏訪市在住の画家、原田泰治さんの絵がラッピングされた電車「自然と友だち1号」のお披露目セレモニーが開かれた。原田さんや母袋創一市長、市民らが出席し、テープカットなどを行って完成を祝った。

 合併による新上田市誕生の記念事業「日本の原風景が息づくまち 原田泰治の世界展IN上田」の一環。原田さんは、同駅近くのガスタンクにも、信州の山並みなどの絵をデザインしている。

 リンゴや昆虫など18種の動植物が描かれた電車がホームに到着すると、招待された園児らは大歓声。原田さんは「上田には素晴らしい自然が残っており、古里っていいなと思えるようなデザインにした」と笑顔を見せた。年度内には「2号」も完成する予定。23日からは上田創造館で原田さんの作品展も開催される。

2008/10/05 毎日新聞長野版


上田電鉄別所線:原田さん、18種の動植物あしらう−−車両デザイン /長野

 上田電鉄別所線車両を飾るデザインが26日、上田市役所でお披露目された。デザインを担当した諏訪市在住の画家、原田泰治氏は「電車を見たり乗ったりした時に、子供から大人まで楽しめるモダンなデザイン。皆に別所線を応援してもらい、自分も応援していきたい」と話した。

 披露されたデザイン画は約2カ月がかりで完成した。リンゴやトンボやウサギなど18種の動植物が描かれ、ドアには「愛情」を意味する赤、「大地」の黄、「環境」の青が塗られた。上田と縁が深い真田氏の家紋・六文銭も書き込まれている。

 電車は当初、1編成(2両)の予定だった。新たに国の補助金を得た上に、9月市議会で補正予算案が可決されれば、2編成となる可能性を市が明らかにすると、原田氏は「実はもう1パターン、別のデザインができている」と関係者を驚かせる一幕も。さらに「駅ごとにデザインを一つずつ使ったり、スタンプにするのもいい。いろいろな方法で利用してもらうことが大事」とアイデアを語った。電車は10月初めに運行開始予定。

2008/08/27 毎日新聞長野版


別所線に新車両お目見え 上田駅で運転開始式

上田電鉄(上田市)が東急電鉄(東京)から購入した別所線の新車両(2編成4両)が1日、運行を始めた。車両更新は15年ぶり。上田駅での運転開始式には、関係者のほか、神奈川県などから鉄道ファン約20人が訪れた。

 新車両は1000系の1991年製。バリアフリー化のため、車いす用のスペース、目が不自由な人のためドアの開閉を知らせるチャイムを新たに設置した。式典で角田朗一(あきかず)社長は「新しい車両とともに市民の足として働いていきたい」とあいさつした。

 10月上旬には上田市の新市発足3年目の記念事業で、1編成の車体に諏訪市在住の画家原田泰治さんの絵がプリントされる。15年前に購入した車両は老朽化しており、上田電鉄は本年度中に東急電鉄からさらに4両を購入する。

2008/08/02 信濃毎日新聞


上田駅で「別所線乗車証明書」 異なる車両写真4種類

上田電鉄別所線(上田市)の存続期成同盟会などは8月1日、別所線の全4種の車両の写真をあしらった「別所線乗車証明書」を発行する。上田駅の改札口を入った所に置き、好みの1枚を持ち帰ることができる。鉄道ファンらの乗客増を期待している。

 証明書は縦8・6センチ、横5・4センチでほぼ名刺大。「丸窓電車」、「7200系」車両、同系の塗装が異なる車両、8月1日から運行する「1000系」車両−の4種類。裏には路線図や、乗車日の入ったスタンプを押すスペースを設けた。各3000枚を印刷、乗客は1枚を選んで乗車し、別所温泉駅でスタンプを押す。

 JR西日本糸魚川地域鉄道部(新潟県糸魚川市)が、大糸線糸魚川−南小谷間で運行する車両で配布している乗車記念証明書を、鉄道ファンの上田市職員が持ち帰り「別所線にもあったらファンが喜ぶ」と提案。別所線を支援する市職員有志の「アイプロジェクト」メンバーらが車両を撮影し、デザインを決めた。

 別所線は、輸送人員減少で2003年に存続問題が浮上。上田市は09年度までの6年間で安全対策費など計5億4000万円余の補助を決めている。一方、市民団体の車内イベントなど支援もあり、06、07年度は2年連続で輸送人員が前年度を上回った。

2008/07/25 信濃毎日新聞


原田泰治さん、別所線の車両イラスト発表 昆虫や花

 諏訪市在住の画家原田泰治さん(68)は26日、新上田市の発足3周年記念事業として上田電鉄別所線の車両にラッピングするイラストを上田市役所で発表した。「自然と友だち」をテーマに昆虫や花が並ぶカラフルなデザイン。原田さんは「こんなに楽しい電車はほかにはないでしょう」と胸を張った。

 市を中心にした実行委が企画。バッタ、テントウムシ、ホタルなどの昆虫やアザミやネムの花、カワセミ、ウサギなど18種類の生きものを列車の側面と正面に描く。

 ラッピングするのは1編成2両で、10月初旬に運行を開始する予定。さらに別の1編成2両にも同じテーマで別のイラストを施す計画で、原田さんはこのイラストも既に完成させているという。

 原田さんは「イラストが別所線に乗る皆さんの心に生き続けていってほしい」と話していた。

2008/08/27 信濃毎日新聞


原田泰治の世界展:別所線やガスタンク「描く」−−新上田市記念事業、秋に /長野

 上田市は、今秋に06年の合併で誕生した新上田市記念事業「日本の原風景が息づくまち 原田泰治の世界展 IN(イン)上田」を開催する。日本各地の原風景を素朴なタッチで描く諏訪市在住の画家、原田氏の協力で、ローカル線・上田電鉄の別所線や上田ガスのガスタンクに、フィルムに印刷した絵を張り付け、観光客らに上田の魅力をアピールする狙いがある。総事業費は約2960万円を見込む。

 ガスタンクはJR上田駅の南東にあり、新幹線の車窓から眺めることが可能で、8月末完成予定。電車は、別所線に新たに導入される東急1000系の1編成(2両)で、公共交通機関としての存続と利用促進を目指す。10月上旬に出発式を行う。母袋(もたい)創一市長は「原田氏は『これまでの作風と違ったタッチになるだろう』と話していた。活気に満ちた将来につながるイベントにしたい」と語った。

 また、10月23日〜11月9日に原田氏の作品展を開催。原画80点の他、初日に「(上田市)武石の風景」を題材とする新作が発表される。

2008/07/01 毎日新聞長野版


上田電鉄別所線 原田泰治さんがラッピング

 上田電鉄別所線(上田〜別所温泉)に10月上旬から、日本の原風景を描き続けている画家原田泰治さん(諏訪市在住)の作品が描かれた車両が登場する。上田市が30日、発表した。市によると、原田さんが車両のデザインを手がけるのは初めての試みといい、「全国のファンに見てもらい、乗ってもらいたい」と期待を寄せている。

 上田市は今秋、「原田泰治の世界展in上田」を開催する。その中で「別所線電車ラッピング」として原田さんによる車両デザインの企画が決まった。母袋創一市長は「今までの原田先生の作風とはちょっと違うようなことを若干うかがったが、まだ分からない」と話した。

 また、新幹線上田駅近くにある上田ガスのガスタンク(直径約18メートル)にも、8月下旬に原田さんのデザインがお目見えする予定という。

 「世界展」では、原画作品約80点の展示(10月23日〜11月9日)や、原田さんと「ゲージツ家」篠原勝之さんのトークショーなども企画されている。母袋市長は「多くの方に来ていただき、心に残るようなイベントにしたい」と意気込んでいる。

2008/07/01 朝日新聞長野版


原田泰治さんの絵プリントの電車 別所線で今秋運行へ

 上田電鉄別所線(上田市)の車両に、諏訪市在住の画家原田泰治さん(68)の絵がプリントされることが決まり、今秋から運行が始まる。8月には、上田駅近くにある上田ガスのガスタンクにもプリントされる。

 上田市や、別所線の存続活動に取り組む市民グループ、地元企業などでつくる実行委員会が主催する、新上田市発足3年目の記念イベントの一環。原田さんに絵のデザインを依頼している。

 プリントされるのは、上田電鉄が本年度新たに導入する車両「東急1000系」の1編成2両。原田さんは別所線が走る田園風景や、丸子地域の風景を題材にした作品も描いており、別所線の存続活動も支援している。

 記念イベントではこのほか、10月23日から11月9日まで上田創造館で原画展を開催。諏訪市の原田泰治美術館では、普段見られない原田さん個人の所有作品も展示され、初日には上田市武石地域の風景を題材にした新作も発表される。

 イベントの総費用は2960万円。上田市の支出金480万円や、県の元気づくり支援金、原画展の入場料、地元企業の協賛金などで賄う。
 
2008/07/01 信濃毎日新聞


「あいそめ湯ったりきっぷ」好評 別所線往復と入浴券

上田電鉄別所線(上田市)の別所温泉駅までの往復切符と、2日にオープンした市営温泉施設「あいそめの湯」(別所温泉)の入浴券をセットにした割引チケット「あいそめ湯ったりきっぷ」が好評だ。10月末まで販売する。

 上田駅で乗車し別所温泉駅で下り、入浴して上田駅まで戻ると、往復運賃と入浴券(500円)を合わせた通常料金は1640円だが、湯ったりきっぷは340円安い1300円。下之郷駅と別所温泉駅の往復と入浴は、通常の1140円を900円に割り引いている。いずれの駅も別所温泉駅との往復で割引になる。

 2日の発売から25日までに157枚を売り上げた。上田電鉄によると、観光客に好評なことに加え、これまで少なかった別所温泉に近い舞田駅などからの沿線住民の利用も増えつつある。

 上田、下之郷、別所温泉の各駅とあいそめの湯で購入できる。

2008/05/29 信濃毎日新聞


5月25日は別所線の日 上田の支援団体がイベント列車

上田電鉄別所線(上田市)を支援する市民団体「別所線の将来を考える会」は、今年から5月25日を「別所線の日」として、イベント列車を企画し利用を呼び掛ける。かつて「丸窓電車」の愛称で親しまれた車両の記号番号「モハ5250」にちなんでおり、6月以降も毎月25日に上田駅前や中心商店街で催しを開き、継続する。

 5月25日に運行するイベント列車は、市内の腹話術サークル「笑いのワ」、長野大(上田市)卒業生のアマチュアフォークグループ「マリオネット」などが交代で乗車し、芸や曲を披露する。上田−別所温泉の片道で、上田発午前11時10分、午後1時49分、同3時5分の3本。各グループは運行の前後の時間帯に、上田駅前広場でもライブを開く。イトーヨーカドー上田店前には、おもちゃの電車で遊ぶ子ども向けスペースも設ける。

 別所線は2006年度、輸送人員数が10年ぶりに増え、07年度も増加。上田電鉄は「住民の後押しも要因」と分析する。しかし、国、県、市から補助金の交付を受けながら、08年3月期も鉄道事業は2000万円近い赤字の見込みで厳しさは変わらない。

 考える会代表の竹田貴一さん(53)は「輸送人員が減ってしまわないよう、ここからが正念場。毎月、切れ間なく応援していきたい」と話している。

2008/05/17 信濃毎日新聞


上田電鉄別所線:電車に原田泰治さんのデザイン画

長野県上田市を走るローカル鉄道・上田電鉄別所線の電車に今秋、諏訪市在住の画家、原田泰治さん(68)のデザイン画がお目見えすることになった。別所線は市民運動の盛り上がりで乗客が増え、廃線危機が回避された経緯がある。82年に別所線を描いた作品「秋の夕暮れ」を発表している原田さんは「地元住民や鉄道ファンに愛されるような絵を描きたい」と話している。

 上田電鉄は丸子鉄道(1918年創業)などが前身。別所線は信州最古とも言われる別所温泉と市中心部の11.6キロを結ぶ。戦後のモータリゼーションの波に飲まれ、他の路線と共に廃線がささやかれたが、旅館組合などが反対運動を展開。市民らがコンサート貸し切り列車を企画するなどした結果、06年度に対前年度比で1万人増の123万8000人▽07年度も124万9000人と増加傾向にある。3年間で計2億6800万円の市からの補助も05年度に始まった。

 市によると、10月22日〜11月5日に市内で開催予定の原田さんの展覧会と連動して10月下旬にも、外観にデザイン画を描いた車両を発表する方針。原田さんは「キャンバスが電車となるので、大きな動物や花などの自然を描きたい」と話している。

2008/05/15 毎日新聞


別所線車内に「つるし雛」150体 上田の古い風習紹介

 上田市の上田電鉄別所線の電車内に「つるし雛(びな)」が飾り付けられている。イチゴ、花、赤ん坊、鳥、エビ、ウサギなどさまざまな形の色鮮やかな布製の人形が乗客の目を楽しませている。

 初節句を迎えた女の子につるし雛を贈った上田の古い風習を知ってもらおうと、信州上田雛の会が作り、ふだんは中づり広告を取り付ける部分に計150体が飾られている。人形を指さして眺める乗客も目立ち、別所線で通学する長野大の男子学生(18)は「こんな場所で見るとは思わなかった」と驚いていた。

 飾り付けられている電車は2両編成で、運行時間は毎日変わる。27日まで。問い合わせは上田電鉄運輸部(電話0268・39・7117)へ。

2008/04/09 信濃毎日新聞


30トンの電車が宙に浮く 上田電鉄別所線

 長野県の上田電鉄別所線の中塩田駅構内で7日、車両の更新に伴う大がかりな搬入作業があった。宙に浮いた車両は約30トン。2台の大型クレーンでつり上げ、作業員らが微妙な操作を繰り返しながら、慎重に台車に載せていった。

 既存車両の老朽化などに伴う更新で、この日は2両の搬入作業が行われた。新車両は系列の東急電鉄で使用されていたものを購入。横浜から4日かけ、大型特殊トレーラーで陸送されてきた。

 2両の重量は、それぞれ33・8トンと29・5トン。トレーラーから台車に載せ替える作業は、ゆっくり、慎重そのもの。1両に約2時間かかった。

 別所線は現在、5編成(1編成=2両)で運行しているが、今年度と新年度、それぞれ2編成を更新し、既存車両の一部を廃車にした後は6編成となる。今回更新の車両は試験運転などを経たうえ、5月ごろから運行されるという。

2008/03/12 朝日新聞口コミコミミ


別所線電車のペーパークラフト 上田市のHPに展開図

上田電鉄(上田市)別所線を支援する市職員有志の「アイプロジェクト」は、子ども向け電動鉄道模型「プラレール」の台車に乗せ、走らせることができる別所線電車のペーパークラフトを作った。ホームページから印刷して組み立てる。「子どもたちが別所線に親しむきっかけにしたい」と呼び掛けている。

 かつての丸窓電車を模した「まるまどりーむ号」のデザイン。ホームページの展開図をA4判のケント紙に印刷、部品を切り抜き、接着剤で張り合わせて全長13センチの車両を組み立てる。

 これまでのぺーパークラフトは小さくて台車に乗せられなかったため、一回り大きいものを作った。代表の嶋田さんは「今後、別所線の歴代車両のペーパークラフトを作りたい」と話している。

 ホームページアドレスはhttp://www.city.ueda.nagano.jp/hp/ipro/index.html。

2008/02/15 信濃毎日新聞


別所線の観光アンケートを開始

 国交省北陸信越運輸局長野運輸支局と上田市はこのほど、上田電鉄別所線の観光利用促進に向け、観光客に対するアンケートを始めた。塩田平の観光スポットなどを記した地図と一緒に用紙を配布。千人を対象とし、追跡調査も実施する計画だ。
 アンケートは、上田市までの交通手段や、観光に別所線を利用したか、北向観音、無言館、生島足島神社など、周辺の観光スポットのどこを訪れたか−などを質問。用紙は、別所線の旅館などに置き、配布している。

2007/10/30 信濃毎日新聞


長野大と上田電鉄 共同で割引乗車券

 長野大(上田市)の大学祭実行委員会と上田電鉄(同)は共同で、大学祭が開かれる27、28の両日に使うことができる別所線上田−大学前間の往復割引乗車券を初めて発売した。より多くの市民らに大学祭を訪れてもらおうと実行委が提案。上田電鉄も利用客増につなげたい考えだ。
 上田から7駅先が大学前。通常の往復料金は大人が640円で、割引乗車券は60円安い580円。小人は通常の320円より30円安い290円。これに、大学祭の出店で使える200円分の割引券が付く。

2007/10/22 信濃毎日新聞


上田電鉄が観光記念入場券を発売

 上田電鉄はこのほど、別所線の上田駅と別所温泉駅で、初の観光客向け記念入場券を発売した。上田市在住の切り絵作家松木茂さんの作品がデザインされている。
 上田駅では上田城跡公園の櫓門と、上田の伝統芸能「常田獅子」を印刷した2種類を販売。それぞれ六文銭もあしらっている。別所温泉駅では安楽寺の国宝八角三重塔を印刷した1種類を販売している

2007/10/18 信濃毎日新聞


別所温泉駅で丸窓まつりと工芸市

 上田電鉄別所線の別所温泉駅で30日まで2日間、電鉄主催の「丸窓まつり」と、県内外の手工芸作家による「別所温泉クラフト工芸市」が開かれている。同時開催は初めて。まつりは、丸窓電車の車両を使った資料館を無料開放。駐車場のテントでは、親子連れや鉄道ファンがNゲージの鉄道模型を操作していた。

2007/09/30 信濃毎日新聞


大喜びの園児「発車します」 上田・別所線の車庫見学

 上田市小泉の日向幼稚園の園児が11日、上田電鉄別所線の下之郷駅近くの車庫を見学に訪れ、車庫内の電車で運転席に座ったり、制帽をかぶせてもらったりした。

 園児約40人は、かつての丸窓電車を模した「まるまどりーむ号」に元気よく駆け込み、社員に付き添われて代わる代わる運転席へ。マイクで「発車します」と車内放送し、アクセルやブレーキもいじらせてもらって大喜びだった。

 電車内でハーモニカを演奏している上田駅長の春原さん(59)が童謡「チューリップ」を披露。子どもたちに制帽をかぶせてあげるサービスもした。

 別所線は赤字続きで同社は利用者増に懸命だ。社員たちは園児を見送りながら「僕がいつも運転してるよ」「また乗ってね」と声を掛けていた。車庫の見学は珍しいといい、同社は今後、小学生や園児らの見学を受け入れていく考えだ。

2007/09/12 信濃毎日新聞


列車内のハーモニカ演奏会 別所線

上田電鉄別所線の車内で18日、上田市、東御市、小諸市のハーモニカ愛好者と、神奈川県厚木市の愛好者やプロ奏者による初のハーモニカ演奏会が開かれた。約30分間に「早春賦」「里の秋」「千の風になって」など8曲を全員で奏でた。

2007/08/19 信濃毎日新聞


上田市「丸窓まつり」 模型電車の運転体験も

 模型電車の運転体験などができる恒例の「丸窓まつり」が11日、上田市の上田電鉄別所線・別所温泉駅で開かれた。お盆休みに入ったこともあって、家族連れや鉄道ファンらでにぎわった。

 まつりでは昭和2年製造で、61年まで実際に走った「丸窓電車」の車内を展示場に「丸窓ミニ資料館」が開かれた。車内は床も壁もすべて木製で、扇風機などなく、木とニスの香りのするレトロな雰囲気。

 車内に足を踏み入れた鉄道ファンらは、当時利用されていた前照灯やブレーキ、木版に筆で書かれた駅名標、昭和初期に撮影された駅舎や駅員の写真などの展示品を見ながら、思いをはせていた。

 一方、同じ会場では子供たちが真剣な表情で、現在も別所線で使われているブレーキハンドルや、乗用車のアクセル部分となるマスターコントローラーなどを操作しながら模型電車を走らせた。

 「出発進行!」。運転士になりきって模型電車を走らせていた上田市の小学2年(8)は「すごく楽しい。いつかぼくも電車の運転士さんになりたい」と話していた。

2007/08/12 産経新聞長野版


別所線の電車内で大道芸 上田のボランティアが披露

 上田電鉄別所線(上田市)を走る電車内で24日、ボランティアが大道芸などを披露する初の「トレイン・パフォーマンス」があった。地元の腹話術サークル「笑いのワ」が出演。家族連れら乗客から、絶えず笑い声や拍手が起きた。

 市民グループ「別所線の将来を考える会」(竹田貴一代表)が、別所線の存続運動の一環として企画し、出演者を公募。この日は、同サークルの上田市、千曲市、埴科郡坂城町のメンバー計7人が代わる代わる、上田−別所温泉の1往復で腹話術を演じた。

 メンバーの1人、滝沢さん(51)=上田市真田町長=は多言語を話す男の子の人形「コタッキー」と登場。ベートーベンの「第九」をドイツ語で歌い、中国語であいさつする
コタッキーに、客席で家族と見入っていた宮沢君(5)=北佐久郡立科町=は「どこから声が出ているの」と不思議そう。父親(32)も「偶然でびっくりしました」と楽しんでいた。

 現在も公募している「トレイン・パフォーマンス」は、応募者が無償で運賃も払って出演する仕組み。出演者は「観客と近くで楽しみ合えて、いい経験になった」と話していた。

2007/06/25 信濃毎日新聞


上田電鉄別所線:輸送人員、10年ぶり増 市民がイベント、存続運動が成果 /長野

 ◇国交省鉄道局も「参考にしたい」−−昨年度

 上田中心部と別所温泉を結ぶローカル鉄道の上田電鉄別所線(上田市)の06年度輸送人員が、前年度比1万人(0・8%)増の123万8000人で、10年ぶりに増加した。全国的に経営が厳しいローカル鉄道だが、各種イベント列車を企画するなど市民中心の存続運動の成果が表れた格好だ。

 先月27日には、ミュージシャン「サパトス」によるコンサート貸し切り列車を運行。県内外から約100人が乗り込み、ボサノバ風にアレンジされたアコースティックな演奏を楽しんだ。また、市民がチャリティー絵画の売上金100万円を市に寄付するなど存続運動も盛んになっている。

 こうしたことから、同社の事業収入も3年ぶりに増加し、前年度比2・0%増の2億7000万円。定期外の旅客収入も同2・6%増、回数券収入も同5・8%増となった。ただ、通勤・通学定期の輸送人員は53万人で同1・9%減少した。同社では、輸送人員について、09年度に126万人を目標にしている。

 国土交通省鉄道局でも「参考にしたい」などと期待を寄せている。

2007/06/10 毎日新聞長野版


別所線下之郷駅に鉄道資料館開館 県外からもファン

 上田電鉄(上田市)は5日、1963(昭和38)年に廃止された旧西丸子線の下之郷駅舎を改修し、旧西丸子、丸子、真田傍陽線の写真、駅名看板、切符などを展示した鉄道資料館を開館した。初日から地元住民や県内外の鉄道ファンでにぎわった。

 資料館は別所線下之郷駅の敷地内で、平屋建て約20平方メートル。旧真田傍陽線(72年廃止)の「傍陽」「本原」、旧丸子線(69年廃止)の「上長瀬」「信濃石井」といった懐かしい駅名看板のほか、大屋−上丸子間の定期乗車券、駅の写真、路線図、運行図表など計約120点が並ぶ。

 上田電鉄運輸部によると、旧駅舎は物置として使われ、取り壊す方針だったが、社員から「残したい」との声が上がり、資料館としての活用が決まった。

 旧丸子線で運転士経験がある同部駅務区長(59)は「すごくうれしい。大事にしなければ」。神奈川県平塚市から訪れた鉄道ファン(32)は「古い資料がよく残っている。なくなることが多いが、地元で残すことが大事だと思う」と話していた。

 下之郷駅で開催中の「まるまどまつり」に合わせ資料館は6日も開く。当面はイベント開催時に開館する。

2007/05/06 信濃毎日新聞


赤字続く別所線、10年ぶり利用者増

 上田電鉄別所線(上田市)の2006年度輸送人員は123万8000人で、前年度より1万人(0・8%)多く、10年ぶりに増加したことが25日、同社のまとめで分かった。
同社は、観光客の増加や、回数券のあっせん販売など沿線住民、市民団体による利用促進運動の成果−と説明している。
 通勤・通学定期の輸送人員は57万3000人で1万1000人(1・9%)減に対し、定期外の普通券は47万6000人で1万2000人(2・6%)増、回数券も17万5000人で9000人(5・8%)増。

2007/04/26 信濃毎日新聞


別所線車内や駅でのパフォーマー募集

 上田市を走る上田電鉄別所線の存続運動をしている「別所線の将来を考える会」が、出演料無料で、同線を運行している電車内や駅で楽器演奏や大道芸などを披露する「トレイン・パフォーマー」を募集している。費用をかけずにイベントを開き、増客を図る。
 問い合わせは同会(電話0268・23・2952)へ。

2007/02/02 信濃毎日新聞


別所線「丸窓電車」の模型 1両10万円、80両販売

2004年に販売した丸窓電車の模型。今回の模型と大きさは同じ 上田電鉄(上田市)は、1986(昭和61)年まで別所線を走った丸窓電車の模型を3月に販売する。限定80両で、1両10万円。予約を受け付けている。

 模型は、現在別所温泉駅で資料館として使われている車両をモデルにした。ドアの戸袋に丸い窓が付いている。実物の80分の1の大きさで、全長19センチ。車輪の駆動部や、屋根に降った雨の排水管なども精密に再現する。モーターが付いており、市販のレール上を走らせることができる。

 同社は2004年にも別所線の全線開通80周年記念で、別の丸窓電車の車両をモデルに模型12両を販売し、売り切れ後も問い合わせがあった。同社が上田交通から鉄道事業を行う別会社として分離、設立されてから昨年10月で1年を迎えた記念に再度、販売することにした。鉄道雑誌やホームページでPRする。

 予約の申込用紙は、上田、下之郷、別所温泉の各駅にある。問い合わせは同社運輸部(電話0268・39・7117)へ。

2007/01/30 信濃毎日新聞


別所線の輸送人員がわずかに増加

 上田電鉄は16日、上田駅前ビルパレオで開かれた別所線再生支援協議会で、昨年4−12月の別所線の輸送人員について「前年同期と同じくらいで推移している」と報告した。
 同社によると98万1751人で、わずかだが0・04%増となった。本年度は、毎年春と秋に販売する割安の自治会回数券の有効期限を半年から1年に延ばし、販売数が前年度に比べ19%増えたのが大きい。その半面、通勤通学の定期券は前年度同期比3・4%減で、1回券の購入数も減少が続いている。

2007/01/17 信濃毎日新聞


別所線の心温まる話を募集 すてきな出来事や思いを

 上田電鉄(上田市)は、別所線にまつわる「心温まるエピソード」を2月末まで募集している。乗客の減少傾向が続く同線の利用促進に役立てる。

 同社は「列車や駅でのすてきな出来事や別所線への思いなど、幅広く寄せてほしい」と呼びかけている。集まった作品の活用方法は未定だが、車両に掲示したり、本にまとめたりするなど話題づくりに生かす方針だ。

 別所線は1921(大正10)年に開業。市の公的支援や市民らの存続運動に支えられているが、97年以降、乗客減が続く。丸窓がある車両や、塩田平の田園地帯をゆったり走る電車にファンも多い。

 応募は氏名、住所、年齢、電話番号を添え、〒386―1211 上田市下之郷498 上田電鉄「別所線にまつわる心温まるエピソード係」へ。応募用紙や文字数は自由。2月28日必着。問い合わせは上田電鉄運輸部(電話0268・39・7117)へ。

2007/01/10 信濃毎日新聞


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